作品の仕上がりにレンジ,広がり,深さ,解像度,最適な音圧を求めるならば、2ミックスに過度のコンプレッサーやマキシマイザーは控えてください。なぜなら、マスタリング時に最適なEQ処理,コンプレッション,リミッティングを施すスペースがなくなってしまうからです。 通常、市場のCDの音には適切なマスタリング処理が施されています。ですから、よほどの自信と確信がないかぎりはその音量を目指さないのが賢明です。
マスタリングに際して、デジタルのピークメーターならば平均-4~-6dB・最大-2dBで振れる程度に収まっているのが最も適しているレベルです。その程度のマージンが確保できてさえいれば、格段にその後の作業がしやすくなり、高品位の仕上がりが期待できます。 そこで、DAWでトラックのミックスダウンをするのであれば、作業の途中でマキシマイザーをかけて確認することによって仕上がりを想定してみるとよいでしょう。最終的にはそれを外してバウンスします。
以上のガイドを参考にし、ミックスダウンを行ってください。 最適な音量,音圧の調整はマスタリングでの工程ですので、私たちにお任せください。 |
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